祐徳稲荷神社(ゆうとくいなり)豪華で鮮やかな外観。参拝者は年間300万人、市内有数の観光地。

佐賀エリア

年間300万人の参拝者が訪れ、九州では太宰府天満宮に次ぐ参拝客数といわれる祐徳稲荷神社。

伏見稲荷神社、笠間稲荷神社とともに日本三大稲荷神社の一つに数えられています。
お稲荷さんは正式には「宇迦御霊神」といいます。商売繁盛、家運繁栄、衣食住、生活全般の守護神として尊崇されています。

リンク

祐徳稲荷神社 社務所

代表的な祈願 :商売繁盛、家内安全、交通安全、車のお祓い、大魚満足、海上安全、五穀豊穣、身体健康、病気平癒、良縁、子宝授け、学業成就、入試合格、就職祈願、初詣、各種人生儀礼祈願。

祐徳稲荷神社社務所電話 : 0954-62-2151
社務所受付時間     : 8:30~16:30

祐徳稲荷神社 授与所

たくさんの願が、うまくいくよう導く 「うまくい守り」や「勝守」が人気。その他、お札やおみくじも [金みくじ」、「恋みくじ」、「こどもおみくじ」など種類も豊富です。

祐徳稲荷神社授与所
営業時間 :8:30~17:00、一部 18:00まで営業(第二お札所)

祐徳稲荷神社 御朱印

御朱印帳の受付は、境内に入って左奥の社務所の左側にあります。お参りの前に御朱印帳を預けて下さい。(年始や大祭時は、通常より時間がかかる場合があります。)
※御朱印を受けると祐徳オリジナルあぶらとり紙が貰えます。

御朱印帳は、紺とピンク2種類から選べます。

祐徳稲荷神社 楼門・神池

神池では鯉が泳ぎ、エサをあげる子供達の声で賑わっています。

立派な楼門

楼門の前では、記念撮影する人も多いです。

祐徳稲荷神社 本殿

本殿は京都・清水寺の舞台より高い地上18メートルの場所にあります。

祐徳稲荷神社

懸(かけ)造り。

楼門から本殿まではエレベーターやスロープを使って行く事もできます。
※エレベータは有料(300円)、パワーストーンが入った開運おみくじ付き、1日何度でも乗り降りできます。

祐徳稲荷神社 奥の院

稲荷大社の神令使(お使い)である白狐(びゃっこ)が祀られています。祐徳稲荷神社でお願いしたことを、奥の院命婦(みょうぶ)社でもお願いすることによって、祈願をい確実に稲荷神社に届けることができるとされています。

祐徳稲荷神社

沢山の赤鳥居の中を通って、奥の院へ。

祐徳稲荷神社

奥の院からは、鹿島市内と有明が一望できます。ゆっくり景色を楽しめるベンチもありますよ。

祐徳稲荷神社 歴史・ご祭神・ご利益・ご祭神

歴史

貞享4(1687)年創建。鹿島藩主鍋島直麻朝(なおとも)の夫人 花山院邸萬子姫が京都から輿入する際、京都御所内の花山院邸に鎮座する稲荷大神から分霊されたものです。
木々の緑に映える建物の鮮やかな朱色が印象的で、神殿、拝殿、桜門など主要健物は総漆塗り。

その美しさから「鎮西日光」(ちんぜいにっこう:九州の日光東照宮)と呼ばれています。
また、奥の院には白狐を祭る命婦社があり、京都御所が火災にあった際に、消火にあったたという逸話があります。

ご祭神

倉稲魂大神(ウガノミタマオオカミ:生活全般の神様)、大宮売大神(オオミヤノメノオオカミ:技芸上達あるいは福徳円満の神様)、猿田彦大神(サルタヒコオオカミ:交通安全の神様)

御利益

五穀豊穣、商売繁盛、家運繁盛、大漁満足、交通安全など

代表的な催事

【初牛祭】
2月最初の牛の日に行われ、深夜0:00よりご祈襦開始、一日中賑わいます。商売繁盛、大漁豊作、家内安全を祈願するお祭りです。

境内にて平戸神楽、面浮立、一声浮立、他民謡の奉納があります。
節分祭】
2月3日に行われ、旧年中の厄払いの行事です。

本殿境内では豆まき神事が行われ、10:00より1時間毎に計5回、また、節分福引大会も行われます。

災いをはらい福を呼ぶといわれる「福豆」を求めて多くの参拝客で賑わいます。

祐徳夏祭り
8月1日に行われ、夏越の大祓いを兼ね、五穀豊穣と諸業繁栄を祈るお祭です。

大人から子供まで楽しめる、参加無料の「鯉つかみ」イベント(捕まえた鯉は持ち帰りOK)があります。

和太鼓の演奏や夜には盆踊り大会も行われます。

秋季大祭(お火たき)】
12月8日の日没から夜にかけて行われ、豊作と諸行繁栄を感謝する行事です。

境内の設けられたお山に浄火が点火されると、御神火の壮大さに、境内を埋め尽くした参拝者より「ワァー」という歓声があがります。火にあたると病が治り、罪やけがれが清められるといわれています。

観光ポイント

・神池周辺からは楼門と雄大なご神殿を背景に絶好の撮影スポットです。
・祐徳稲荷神社は四季を通じて境内至る所に花が咲いています。
桜やふじ、コスモス、もみじなど、お花見としても心を癒してくれます。
・祐徳稲荷神社や周辺の肥前浜宿などを散歩したあと、市内に美肌の湯として知られる嬉野温泉があるので、温泉でゆっくり疲れをとるのもいいですね。

「祐徳稲荷神社の基本情報」

場所・時間・電話番号

住所   :〒849-1321 佐賀県鹿島市古枝乙1855
電話番号 :0954-62-2151
FAX   :0954-62-2153
営業時間 :24時間
定休日  :年中無休
受付時間 :各祈願、神前式問い合わせ 8:30~16:30

車でのアクセス

長崎自動車道、武雄北方ICまたは嬉野ICより鹿島方面へ30分~40分。

駐車場

3,000台収容の無料駐車場あり。隣には車椅子対応、オストメイト対応のトイレもあります。

公共公通機関でのアクセス

■ JR長崎本線 特急 肥前鹿島駅下車、駅前の鹿島バスセンターから祐徳バス「祐徳稲荷行」乗車、「祐徳神社前」バス停下車、徒歩5分。
■ JR長崎本線 特急 肥前鹿島駅下車。タクシーで約10分。徒歩で約35分。

レンタルサイクル

■肥前鹿島駅より、レンタルサイクルで約25分
貸出日  :毎日
貸出時間 :9:00~15:00(返却16:30まで)
レンタル料:電動自転車(ナビ付き含む)1時間200円、1日1,000円
普通自転車・・・・・・・・1時間150円、1日500円
電話   :鹿島金光協会案内所 0954-60-55145

祐徳稲荷神社の周辺

祐徳稲荷商店街

約400メートルの参道に、お土産屋さんや食事処など30以上のお店が立並びます。

「新油屋」
祐徳名物「稲荷ようかん」の製造元。無添加、無着色、良質な小豆と寒天を原材料にした、甘さ控えめの羊羹です。

祐徳稲荷神社

■新油屋
営業時間 :8:30~17:00
定休日  :木曜日
電話   :0954-62-2084

祐徳博物館

祐徳稲荷神社に隣接。神社所有の御宝物や郷土の資料を展示する博物館です。

期間限定で特別展が行われたり、市の特産品「のごみ人形」と「鹿島錦」はお土産に購入できます。

営業時間 :9:00~16:30
定休日  :年中無休
入館料  :個人 大人300円、大学・高校生200円、中学・小学生100円
団体(20名以上)、大人200円、大学・高校生100円、中学・小学生50円
※入口の、のごみ人形・鹿島錦展示スペースまでは無料。

東山公園

祐徳稲荷神社の外苑にある公園です。四季折々の花を咲かせる事が有名で、4月中旬~5月上旬にかけては山の斜面に5万本のツツジが咲き圧倒されるような景観です。
また、中腹には、展望台があり祐徳稲荷神社が一望できます。

肥前浜宿

肥前浜宿の町並みは重要な歴史遺産と言われ、昔ながらの白壁の建物が美しく撮影スポットとして知られています。
「酒蔵通り」には3つの酒蔵が製造を続けていて、お酒の試飲や購入、酒蔵スイーツ、酒蔵見学などが人気です。
「酒蔵ツーリズム」いうイベントには全国から8万人以上の来場者が訪れます。

1日じっくり祐徳稲荷神社を満喫するのも良し、祐徳神社と周辺観光をレンタルサイクルで周るのも面白そうですね。

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