飲めば長生の不老水に桜の名所でもある香椎宮、御朱印や植木市も

福岡の神社・寺

香椎宮は官幣大社に格付けされている権威ある神社で、九州には2社しかない勅祭社の1つとして10年に1度勅使(天皇の使者)をお迎えし、祭儀を執り行っている九州の大社です。

香椎宮には祭神にちなんだお守りがあり人気があります。また権威ある有名な神社のため御朱印を求めて遠方から参拝に来られる方も多く地域住民からも親しまれている神社です。

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呑めば長生き香椎宮の「不老水」

 

日本3大名水と呼ばれている名水の一つが、香椎宮の「不老水」で、環境庁の名水百選に選ばれています。
武内大臣が香椎に住んでいた時に不老水を使って酒を造りこれを飲んだところ、300歳まで生きたという伝説があります。それから「不老水」と言われるようになり、かつては天皇皇后にも献上されていました。
不老水は地域住民によって守られ、現在も水質が良く、味も「清冷甘美」質が高いと言われています。

利用時間 :10:00~15:00
料金   :無料
給水制限 :あり。水量が減っているため、1家族ペットボトル2本(4リットル)まで

※現在新型コロナウイルスの影響によりコップの設置を停止中です。

境内に咲き誇る桜の名所香椎宮

香椎参道エリア

香椎宮周辺

香椎宮は春になると、境内に美しい桜が咲き誇る、桜の名所でもあります。
特に桜門に咲き誇る桜は、門を背景に絵になるような景色でインスタ映えスポットになっています。
駐車場の土手に並ぶ桜もとても美しく、レジャーシートをひろげた花見客や家族連れで賑わいます。

香椎宮の御朱印受付時間と初穂料

香椎宮

香椎宮

香椎宮の御朱印は、本殿右側の社務所で頂くことができます。オリジナルデザインの御朱印帳もあります。

受付時間  :9:00~17:00
初穂料   :300円
御朱印帳  :1,500円(御朱印込)表紙は本殿、裏表紙はご神木がデザインされています。

香椎宮にはおすすめお守り

香椎宮甘酒

香椎宮

比売守(女性守)

香椎宮は、神功皇后(じんぐうこうごう)のゆかりの神社であることから、めずらしい女性のためのお守り、「比売守(女性守)」があります。
このお守りは、女性として輝けるよう導き、仕事運向上、安産育児のお守りで、神功皇后(じんぐうこうごう)の姿を模しています。

初穂料:800円

夫婦守

香椎宮の主祭神としてご夫婦で鎮まる仲哀天皇・神功皇后にあやかる夫婦御守です。夫婦円満だけでなく、健康・子授けなど二人の幸せを記念されています。

初穂料:1500円

香椎宮で行うお宮参りと七五三

香椎宮

香椎宮

お宮参り

子供が初めて神社にお参りする初宮詣というのは、産土神に誕生の報告と安産のお礼をし今後の健やかな成長を見守ってもらうようにと、両親揃ってお参りします。

男児は30日目、女児は31日目に行いますが、子供の体調や天候なども考え、これらの期日以降、いい日を選びお参りします。

受付時間 :平日 9:00~15:30 / 土日祝 9:00~16:00
初穂料  :子供一人  5,000円~
※祭事によりできない時間帯もあります。

香椎宮七五三

七五三は子どもの年祝いをする古くからの風習です。
三歳は男女児、五歳は男児、七歳は女児、晴れ着を着て家族揃って神社に参拝し、これまでの子供の成長を神様に感謝し、これからの無事と成長をお祈りします。

受付時間 :平日 9:00~15:30 / 土日祝 9:00~16:00
初穂料  :子供一人  5,000円、兄弟・姉妹二人  8、000円、兄弟・姉妹三人  10,000円
※祭事によりできない時間帯もあります。

香椎宮のご祭神とご利益に歴史

香椎宮

香椎宮周辺

ご祭神

主神  :仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)、神功天皇(じんぐうこうごう)
配祀  :応神天皇(おうじんてんのう)、住吉大神(すみよしおおかみ)

ご利益

・仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)・・・国家安寧(こっかあんねい)・世界平和・家運隆盛
・神功皇后(じんぎこうごう)・・・・・外交・安産育児・芸能上達・土木治水
・応神天皇(おうじんてんのう)・・・・国家繁栄・厄除開運・武運長久・成功勝利
・住吉大神(すみよしおおかみ)・・・・清祓・除災招福・海上安全・交通安全

歴史

香椎宮は西暦200年に仲哀天皇がお亡くなりになられた際に神功皇后が祠を送検したのが始まりといわれています。その後西暦724年に聖武天皇の名により神功皇后の廟(魂を祀る社)が建てられ仲哀天皇も祀られ「香椎廟」となりました。

この香椎廟が鎌倉時代に神社として扱われるようになり、大正4年に本殿に仲哀天皇、神功皇后、相殿に八幡大神、住吉大神が祀られ現在の香椎宮となりました。

香椎宮で開催される人気のお祭りやイベント

年2回開催香椎宮の植木市

大人気の植木市はは毎年、春(4月)と秋(11月)年2回開催されます。
花はもちろん、柿、きんかん、ゆず、レモン、姫リンゴ、山椒、ブルーベルーといった果物の木まで多くの植木が並べられます。植木以外にも観葉植物や花苗、野菜苗、人気急上昇中のチョコレートコスモスなんかもあります。
県外にもファンが多いため開催期間は多くの人が集まります。

年男、年女参加型香椎宮の「豆まき」

毎年、2月3日に節分祭が行われます。
参拝者に福が訪れるようにと桜門に設置された、大きなお多福(おたふく)のお面をくぐりぬければ家内安全・商売繁盛の御利益があるといわれています。

13:00と16:00の1日2回、拝殿廊下と奏楽殿から氏子による豆まきがあり、御利益のある豆を求めて沢山の人で賑わいます。豆は香椎宮の豆袋に入っており、中にはいろいろな種類の豆が入っています。

毎年6月香椎宮の「しょうぶ祭り」

毎年6月の第2土曜・日、「扇としょうぶ祭り」が行われます。
菖蒲池(しょうぶいけ)に、約2、000株の菖蒲が咲き誇り、夜のライトアップがとても美しく人気があります。池の周りには、露店が並び、1日目は獅子楽、2日目は扇供養際や綾太鼓などの奉納が行われます。

香椎宮基本情報

場  所:福岡市東区香椎4丁目16-1
電話番号:092-681-1001(問い合わせ・予約)
開門時間:6:00~18:00
社務所:平日 9:00〜16:00 土日祝  9:00〜17:00(通常通り)
授与所:平日 9:00~16:00 土日祝 16:30まで
11月と1月:平日 9:00~16:00 土日祝 9:00~16:30
行事等により変更になる場合があります。
神社・お守等9:00~17:00
不老水:10:00~15:00
駐車場:無料駐車場有、200台

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