神社といってもいろいろな名前がありますよね。これは、おまつりされて神様の違いによって分けられているのです。
氏神(うじがみ)さま
氏神様は、私達が住んでいる地域を守っている神社です。
「鎮守(ちんじゅ)さま」、「産土(うぶすな)さま」ともいいます。
そして、その地域に住んでいる人すべてを氏子(うじこ)といいます。
氏神(うじがみ)さまは、最も身近な神社様なので、神社に参拝するときは、まず氏神(うじがみ)さまからお参りしましょう。
神明(しんめい)さま (神明神社、神明社、神明宮)
天照大御神(あまてらすおおみかみ)をおまつりする神社です。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)は、大神宮、伊勢大社、天祖神社もおまつりしています。
お稲荷(おいなり)さま (稲荷神社、稲荷)
宇迦之多御魂神(うかのたまみのかみ)をおまつりする神社です。
もともとは、農業の神様でしたが、今は広く商業・産業を守護する神様とされています。
八幡(やはた)さま (八幡神社、八幡宮)
応神(おうじん)天神(第十五代天皇)、神功(じんこう)皇后をはじめとする神様たちをおまつりする神社です。
武家の守護神として、各地におまつりされるようになりました。
天神(てんじん)さま (天神社、天満宮)
菅原道真公(すがわらみちざねこう)をおまつりする神社です。
道真公(みちざねこう)は、英知に秀でていた事から、学問の神様として信仰を集めています。
住吉(すみよし)さま・住吉神社・住吉社
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が禊(みそぎ)をおこなった時にうまれた神様で、「底筒之男命(そこつつのおのみこと)」・「中筒之男命(なかつつのおのみこと)」・「表筒之男命(うわつつのおのみこと)」をおまつりする神社です。
時には、神功(じんこう)皇后もおまつりされています。
魚業、農業の神様として、和歌の神様としても広く信仰されています。
お諏訪(おすわ)さま (諏訪神社)
健御名方神(たけみやかたのかみ)を、おまつりする神社で、お妃の八坂刀売神(やさかとめのかみ)をおまつりされる場合もあります。
風雨の神、鍛冶の神、農耕、狩猟、開拓の守護神といった幅広い御神格があります。
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